身体は「積み重ね」でできている。
私達の「からだ」を作る要素は「日常の積み重ね」です。それ以外にはありません。
- 毎日の食生活
- 毎日の生活習慣
- 毎日の生活環境
- 毎日の人間関係
各患者様の根本原因を探るほどに、結局はここに辿り着くのです。必ずと言って良いほどに。
検査や施術を通して見えてくる「からだの状態」と、患者様が話してくれる「日常生活」が見事に一致します。
- 「身体はうそをつかない」
- 「身体は人生そのもの」
身体は情報に溢れています。
逆を言えば、自分の身体の声をしっかり聴けるようになれば、自分の身体からの危険信号を早い段階で受け止める事ができ、大事に至る前に対処も可能になるのです。
人間の身体は本当に奥が深い。症状別で技術を分けるなんて絶対に無理です。
「痛み」より「目的達成」
- 「痛みを取る」
- 「痛みから解放される」
この様な目的を設定する患者様は、長年の症状の中で「視野狭窄」に陥っている状態です。
「痛みがあるから何もかもできないんだ」という前提で立っています。ですが、実際は「痛いからできない」という事は案外少ないです。
からだが思う様に
動かない、動かせない
こういう状況でお悩みです。
痛いから動かせないのではありません。動かない身体を無理やり動かそうとするから痛みが走るのです。
ですので、優先すべきは「痛み」より「からだが動く事」です。
「痛みはまだあるっちゃあるけど、、、これくらいなら何とでもなるわ!」
こうなれたらしめたもの。
施術で可能性を感じた患者様は「前向き」な気持ちに切り替わり、後は「残りカス」として残っている僅かな痛みを取るだけとなります。
この時点で多くの方は「目標は十分に達成できる状態」になっていますので、ある意味施術はもう終わりです。
後は残りカスの症状とどう向き合うのか。
- 当院で最後まで取り除く事もあります。
- 自宅で自分で取り除こうと生活改善に取り組むこともあります。
- メンテナンス通院と自宅の取り組みをセットで取り組むこともあります。
様々な選択肢がそこにはありますので、患者様自身の考えでもって決めてもらえればと思います。
既に「第一目標」は達成していますので、ゆっくり考えるだけの気持ちの余裕も生まれているのですから。