●クレストサイン:Crest sign {SOT}
L4レベルの脊柱起立筋と腰方形筋の相対的低緊張で,ブロックで矯正する.正常な対側は「クレストサイン側」とよばれる.これはカテゴリーⅠにみられる.バランスのとれた筋は,側頭骨と寛骨の相互作用的機能を示すと考えられる.
●ダラーサイン:Dollar signs {SOT}
上後腸骨棘(PSIS)の下方3インチ(7.5cm),外側2インチ(5cm)のところの,1ドル銀貨大の部位の殿筋群(梨状筋,中殿筋,大殿筋の接合部)の相対的低緊張で,ブロックで矯正する.
正常な対側が「ダラーサイン側」である.これはカテゴリーⅠでみられる.この筋の相対的緊張は,仙骨と後頭骨の相互作用的機能を示すと考えられる.
PI:脚開く
AS:脚閉じる