嘘を嘘と見抜けない人は
HPを参考にはできない
院HPを見るアドバイス
私が提案する「HPの見方」を4点ご紹介します。
この4点を通してわかる事は唯1点。
嘘のない先生なんだな
この1点が明らかになります。
それはすなわち信用できるという事です。嘘がつけないというのはこの業界では大きな価値です。
1.先生の気配を感じるか
抽象的な言い方になりますが、究極はこれです。
そのHPから
先生の気配を感じるか
感じ取れた場合、その院は信用できると考えてください。
まるで先生と会話をしている様な、「読む」というより「聞いている」様な感覚になれるHP。信頼できる院はそうした作りのHPになっています。
一方で「院長の気配を感じない」「読む」ではなく「見る」流れのHPは安心感は得られますが、個人的にはおススメしません。
それは大抵が集客の技術が詰まったHPです。
多分、幾つかの治療院HPを比べた時に同じ様な記載が見つかるはずです。それはもう単語登録された定型文です。価値はありません。
2.先生の哲学
これは必須です
手技療法の技術とは、施術家の経験と哲学が色濃く反映された「一点物」の芸術作品です。
- 身体をどう考えているのか?
- 手技とは何か?
- 健康とは何か?
院長の考え(スタンス)がしっかり掲載しているかはとても重要です。
基本的に哲学を持っている施術家は「まず私を理解してもらわないと」とその重要性を誰よりも理解しています。
一方で「集客」を重視する場合は「如何に良くしてきたか」「如何に他院と違うか」という比較・自画自賛系の情報が多くなります。
哲学無き施術はただのマニュアル施術です。ベルトコンベヤーの流れ作業と変わりません。
一方で哲学の練り込まれた施術は「物語」があります。この差はとてもつもなく大きいのです。
3.施術のスタンス
施術の解説が掲載されているかどうかも重要です。
- 何のために
- 何を
- どのように
その施術に何の意味があるのか、どのような目的の取り組みなのか。「自分の言葉」で書かれている場合は本物です。
その院の施術、技術は何をする為にあるのか。何が目的か。これは患者様もしっかり理解をしておく必要があります。
ここを理解しないとそもそも施術を受ける意味すら生まれないのです。
4.患者さんへのメッセージ
これは「実績紹介」等ではありません。院長から患者様への直球のメッセージです。
こういう内容だったら合格だ!といったものではなく単純に院長自身の素直な想いが綴られているかどうか。
文字は手紙と同じでその人の内面が思い切り出てきます。正に浮き彫りです。
文章を読んで「この人は凄い」ではなく「この人は信頼できる」と感じたら迷わず1回は行ってみましょう。
最後は受けて判断です
最後に
以上、HPで見るべき4点について紹介しました。
実際に近くの院HPを調べてみると殆どの院が条件を満たさない事にビックリされると思います。
現状、手技療法業界は
その程度なのです
だからこそ、患者様自身が学び、判断できる目を養わないと知らない間に「カモ」にされてしまいます。
- 「不安を煽られ通院」
- 「メンテナンスという名の無限ループ」
もう全国でこの悲劇が起こっています。通う必要のない人が言われるままに回数券を買い、通院を続けているのです。
専門家に「お任せします!」と依存するのではなく、「わからないから教えて先生!」と不足を補う為に活用する関わり方を目指してください。
患者と施術家は本来対等であるべきです。