【最終更新日:2020/05/05】

ヘルニアで悩む患者さんに向けて思わず書いた内容

ヘルニアでお悩みという事で思わず書き込みました。

私が20代で経験したのと殆ど同じ症状だと思います。

「これだけ休養を取ったのにどうして?」と混乱されているかと思いますが、対策が基本的に「薬を飲む」という事が軸になっているのかなと思いました。

私の経験から言いますと、ヘルニアに限らず「からだの作り変え」が一番確実な対処方法です。薬で痛みを散らしてしまうと「からだの声」が聞こえなくなりますので、本来なら取るべきでない動きが取れてしまい、余計にふたんを抱え込むケースが多いです。

ヘルニアは「身体の使い方」に何か歪みがあった為に生じる「積み重ねの結果」に過ぎません。ですので、

「痛みや痺れがいつ消えるのか?」

という点に意識が向かってしまうと思いますが、まずは近くで信頼できる先生(医師より手技の方が良いと思います)を見つけて、身体の状態を確認して下さい。

保険診療ではレントゲンやMRI,簡単な整形外科的テストまでしかできません。それ以上はガイドラインから外れるので病院側が損をするからです。

痛み止めの様な劇的な変化が生まれる訳ではありませんが、ある日「あれ?何かいつもと違う」と感じる事がでてきます。そうなれば後は粛々と「からだの作り変え」に取り組み、ヘルニアによる神経圧迫や脊柱管狭窄による神経圧迫等が生じない身体を作り上げましょう。

余程の状態でない限りは、寝たきりの状態であっても嘘みたいに回復します。私は寝たきり状態で苦しみましたが、今では無事に施術する側になっています。

神経痛は身体より心を壊してくるので、自分の心を守りつつ、身体を作り変えていきましょう。両足に症状が出ていない限りはまだまだ取り返しがつく状態だと私は思います。

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