感覚の地図帳を読んでの備忘録
ここでは「感覚の地図帳」のうち固有感覚について身に付いた内容を備忘録的にまとめています。
NA-Kポンプについて
Na-Kポンプは常にATPを分解し、生じたエネルギーを使ってNAを細胞外へ、Kを細胞内へ循環させています。つまり代謝活動:生命活動とは循環そのものといえます。外部電源で動くのがポンプ。
一方、脱分極で開くチャネルの流通量はポンプの1万倍でATP分解によるエネルギーを必要としない。初期電流さえ起これば後は自家発電で動くチャネル。
羊水は海
海で暮らしていた単細胞生物が陸に上がる為に「皮膚」という袋で海を包み込んだという例えがありますが、人間の場合に限ると「羊水」が海にあたります。内耳リンパ腔などは正に羊水を取り込んでできたものであり、リンパとは羊水ともいえる。これは眼球にもいえる。
固有感覚について
感覚受容器の役割について
感覚受容器には様々な形が存在しています。
- 眼
- 内耳
- 鼻
- 舌
- 皮膚
- 筋紡錘
- ゴルジ腱器官
形も場所も受け持つ感覚の種類もバラバラですが、その役割はすべて同じ。「刺激を受け取り信号化する」という事に変わりはありません。
つまり感覚受容器とは「刺激を受け取り、信号化する」もの。そしてその実態は「軸索の末端」です。
胎児の段階では実はからだの外表面を覆っていたものが体内へと後に侵入した。
人類も元は単細胞生物
実は私達人間にも「単細胞生物」の経験がある。受精間もない受精卵である。多細胞へと移る際に海水・羊水を閉じ込めて「外海」を創り出した。
感覚が全ての出発点となる
特殊感覚
- 嗅覚
- 視覚
- 聴覚
- 平衡感覚
- 味覚
人は主に二つに分かれます。
- これが特殊感覚と言われる感覚なんだ。と納得する。
- 何でこれが特殊感覚と言われるの?何が特殊なの?と疑問を得る。
日本人はほぼ「前者」であり「後者」は少し変わった子という認識を受けます。ですが、日本人が目指している「国際人」とは基本的に「後者」側の思考です。
特殊感覚と一般感覚
- 特殊感覚:場所が限定的な感覚
- 一般感覚:場所が全身に至る感覚
更には特殊感覚は生命維持に関わる情報を検知する為に、損傷を受けても喪失しにくい部位※脳に近い位置に集められているという考えがある。これは両者を結ぶ神経線維の長さが短くて済むという事か。
ラジオ波とは
電波の一種
- 赤外線:光と電波の間
- マイクロ波:電子レンジ
- 極超短波:TV
- 超短波:FM
- 中波:AM