【最終更新日:2020/05/05】

【過去記事】坐骨神経痛への対処

※当院で提供しているのは坐骨神経痛と診断された患者様に対する施術行為になります。治療行為とは別です。

坐骨神経痛の治し方

坐骨神経痛をどのように克服するのか。

それにはまず「どうして坐骨神経痛が起こっているのか」という発症のメカニズムを明らかにしなくてはいけません。

何せ坐骨神経痛に至る疾患は沢山ある訳ですから、自分の場合はそのどれに当てはまるのかを知る必要があるのです。

つまり坐骨神経痛の治療法とは坐骨神経痛を引き起こしている原因疾患に対する治療となるのです。

手順1:自分の坐骨神経痛のルーツを知る

自分の坐骨神経痛は何故起こっているのか?

  1. 腰の問題によって起こっているのか?
  2. 股関節の問題で起こっているのか?
  3. その両方が重なり合って起こっているのか?

まずはそこから絞り込んでいきましょう。

自分で絞り込むのはまず無理ですので、ここは専門家の力を借りるべきです。

手元にある情報は「自分は今坐骨神経痛を患っている」という1点のみなので

  1. 今の自分の身体の状態はどうなっているのか?
  2. どうして坐骨神経痛が起こっているのか?
  3. 自分の場合の坐骨神経痛の発症プロセスを明らかにする

まずはこの点を詰めていきましょう。

手順2:発症プロセスがわかったらそれに対処する

坐骨神経痛の発症プロセスが明らかになれば後は簡単です。

その発症プロセスに働きかければ良いのです。

  • 股関節の問題であれば股関節をケアしてあげましょう。
  • 腰の問題であれば腰のケアをしてあげましょう

坐骨神経痛そのものに働きかけるのではなくて、坐骨神経痛を引き起こしている身体の異常に働きかける流れです。

坐骨神経に影響を与えている大本に変化を与えれば、坐骨神経に及ぼされていた悪影響も徐々に改善されていきます。

これだけで「自分自身の坐骨神経痛」に対する対処は完結します。

手順3:再発予防の取り組み

坐骨神経痛は理由無く起こる症状ではありません。必ず日常生活の中にそれを引き起こす「引き金」があるはずです。

生活をしっかりと紐解き、自分がどうして坐骨神経痛を引き起こしたのかを見極めましょう。

一番多いのが「痛みが取れた!」と依然と全く同じ生活環境・生活習慣へと舞い戻り、再び坐骨神経痛を引き起こすケースです。

「しっかり治せていなかったのか?」と感じる患者様も多いのですが、「原因環境の中に帰った」訳ですから再び起こるのは当然なのです。

必ず「原因」となっている環境に何かしらの変化を持ち込むようにしましょう。どんな小さな変化でも構いません。大切なのは「継続する事、日常に溶け込ませる事」です。

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