【最終更新日:2025/04/21】

院長の椎間板ヘルニア物語

30.何か聞いていたのと全然う

意を決して臨んだカイロプラクティック。

その世界は聞いていた話とは全然違っており完全な肩透かしでした。

 

何か全然違うんやけど

 

意外だった点1:検査がやたら細かい

病院でも整骨院でもお約束だった検査は

  • 背筋を伸ばす
  • 背筋を曲げる
  • SLRテスト(仰向けで足をあげる)
  • 背中をトントン(痛み響きますか~)

こういったものでした。

カイロプラクティックでもこういった検査はしたのですが、この検査はオマケみたいな感じです。

それ以外の検査がとにかく細かく多い。

色々な筋肉の検査をされ、左右のバランスの検査をされ、ことごとく不合格(陽性判定)になった事がショックでした。

  1. ヘルニアか否かの検査だけだった健康保険
  2. ヘルニア以外の検査がやたら多い民間療法

何だか聞いていた話と全然違うなぁと思ったのを覚えています。

意外だった点2:説明がやたら細かい

検査が細かく多い事に驚いた院長でしたが、説明がまた細かい。

聞いたことも無い様な筋肉の話がポンポン出てきて、知らないから聞き直して、また教えてもらっての繰り返し。施術を受けに来ているのか講義を受けにきているのかわからなくなるくらいでした。

取り敢えず「知らない事ばかりだ」という事を改めて思い知らされました。

意外だった点3:時間があっという間に過ぎる

検査がやたら細かく、説明もやたら細かい。色々話して聞きながらの施術だったこともあってか時間が一瞬で過ぎていきました。

  1. 病院は5分~10分の診察。
  2. 整骨院は10分~20分くらい
  3. カイロプラクティックは90分は軽く超えた

時間を掛ければいい訳ではないとは思いますが「あっという間に過ぎる」という感覚は初めてでした。無駄に時間をかけているというよりも「密度が濃すぎて一瞬で過ぎる」感じです。

驚いた点:変化は帰り際にはもう出ていた

これが一番驚きました。

健康保険の世界では「様子を見てください」が決まり文句だったので今回もそうなのだろうと思っていたところ。

施術ベッドから起き上がろうとした瞬間にもう変化はありました。

「・・・・あれ?身体が軽い」

身体を起こす際に「ヨイショ」と力を入れる必要があったのですが、それが全くないのです。

「ヨイショ→あらよっと」に変わった感じです。

これには本当に驚きました。

痛みが突然無くなるとかでは無いのですが、身体の感覚が明らかに違うのです。

今までは「痛みが有るか無いか、減っているか」でばかり考えていましたが、こういう身体の変化もあるんだと知りました。

支払う金額は高くても中身と時間を考えると安かった

支払った金額は確かに割高でした。

でも施術にあたって掛かった時間とその密度を考えると言うほど高くもない。時間給で考えるなら最初の自費の整骨院よりむしろ安い。

単純に施術費の高い安いで考えたら痛い目を見るんだとまた一つ学んだ瞬間でした。

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