26.院長、保険診療の整骨院にいく
「自分で把握しておかないと駄目だ」
そう確信した院長ですが「それでも安くあがるなら」とまだ健康保険で安くあげたい下心がありました。
なので「保険診療」で治療をしている一般的な整骨院に行ってみました。
予約不要でそのまま入り問診後に施術へ。横並びのベッドがカーテンで仕切られ、半プライベートスペースになる感じです。
普通にマッサージとストレッチをして終わりました。
値段は本当に数百円。
ちょっと違うかな
これはすぐに感じました。何か違う。これならまだ1つ目の整骨院の方が治療をしてもらっている感じがありました。
この一連の整骨院/接骨院巡りを通してまた一つ院長は学びました。というか気付きました。
自分は一体何をしているんだろう。
物凄く冷静に自分を見る事が出来たのです。
なるべく安くなんて考えていたけど、結局は「時間とストレスとお金が掛かっただけ」でした。
安いからと言っても通い続けていたら、結局はお金も掛かるし時間も掛かる。通院している間の拘束時間もバカにならない。それってトータルでマイナスじゃないか?
だったら、高くてもいいから早く治して完全復活した方がいいんじゃないの?
掛かったコストは身体が元に戻りさえすれば幾らでも取り返せる。
今優先すべきは「治療費が如何に安いか」ではなく「如何に早く完全復帰できるか」じゃないのか。
院長の思考にパラダイムシフトがまた起きました。
「元の生活にいち早く戻れる方法」を探すべきだと。