【最終更新日:2025/04/21】

院長の椎間板ヘルニア物語

2.いつもと違う「響く」腰痛

何だか気になる「いつもと違う」腰痛。

何がいつもと違うのか?それは「腰に響く様な腰痛」だという点。

腰に響く腰痛は「ギックリ腰」で経験がありました。咳やクシャミがダイレクトに骨に響く腰痛。

あれはあれでキツイ。

でも、今回の腰痛はそれとは違う。

感覚的にはいつもの「重だるい」腰痛ですが、何故か腰に響く時がありました。それは「着地の瞬間」です。

少し小走りで移動している時に「ピーン・ピーン」と響く。右足が着地する度に細い針金に響く様な違和感が走っていたのです。

「・・・??これなんだ?」

その確かな「異常」に気付いていたのに「予兆」として受け止める事ができなかった当時の院長。

「少し身体を追い詰め過ぎたな」という程度の認識で痛みの出ない歩き方に切り替えて凌ごうとしたのです。

そう、院長は結局「運動」を控える事ができなかったのです。運動を控える事によって生じる「体力の低下」の方が怖かったから。

「痛みの出ない逃げ道がある」

これが当時の院長の「心の逃げ道」にもなっていた事は間違いありません。

虫歯の痛みと同じです。「冷やせば痛くないから大丈夫」「食べてない時は痛くないから大丈夫」と目を逸らす。

それが「地獄の門」を自ら開く行為に等しいと知りもせずに。

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