【最終更新日:2025/04/21】

院長の椎間板ヘルニア物語

18.ヘルニア=後遺症という内容ばかり

当時のヘルニアに関する情報は非常に少なく、あったとしても「アフィリエイトサイト」の様な広告目的のコピペサイトばかりでした。

そんなサイトを掻き分け、数少ない病院や代替医療の専門家が書いているヘルニア情報を読み尽くした訳ですが、正直希望を感じられるものが殆どありませんでした。

  • ヘルニアは痺れが残る事がある
  • 再発予防の為に運動は控えるように
  • いつ改善するかは個人差が大きい
  • 社会復帰ができたらよしとしよう
  • 保存療法は数年単位で取り組もう
  • 手術をしても完治は難しい

椎間板ヘルニアは克服しても「マイナス維持」のような印象を受ける内容ばかりでした。もしヘルニアだったら「お先真っ暗」じゃないかと本当に思いました。

死んでもヘルニアだけは診断されたくないと。

自分はヘルニアじゃなくて「坐骨神経痛が起こっているだけ」と頑なに信じようとしていたことを覚えています。

調べれば調べる程に「ヘルニア=死刑宣告」だと感じてしまっていたのです。

中々病院に向かわなかったのは「ヘルニア診断を受けたくないから」だったと断言できます。

病院で診断を受けない限りは「ヘルニアではない可能性もある」と言えます。

「戦わない限りは無敵・最強」という理論です。

それだけ怖かった

という事ですね。

20代半ばでスポーツもバリバリしていましたから。

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