【最終更新日:2025/04/21】

院長の椎間板ヘルニア物語

11.徐々に見えてくる「気味の悪いビリビリ現象」

会社からは自宅勤務を許可されてホッと一安心。

これで時間は確保された。このみっともない有様(四足動物と化した)を見られる心配はない。

これでかなり気持ちは楽になりました。

次は「この謎の現象」です。未だに何が何だかわからない。

余りの薄気味悪さに自分で色々と試す事にしました。※これはとても重要です。「知る事」が全ての始まりとなります。

  1. 寝てる時は嘘みたいに痛みは無い
  2. 仰向けでもうつ伏せでも痛みは全く出ない
  3. 膝を曲げて全然平気
  4. 寝ている状態なら膝を持ち上げても余裕
  5. 寝返りだって簡単に打てる
  6. 背中を丸めている限りは普通に歩ける
  7. 一定の角度以上に背中を伸ばすと・・・・・奴が来る

この「一定の角度以上に背中を伸ばすとお尻からビリビリが伸びていく」というのは本当に人生初めてでした。

その角度までなら何をしても痛みが全く起きません。完全にいつもの日常です。

でも、その角度から先にいくと「ビリビリビリビリビリ」と少しずつ何とも言えないツッパリ感がお尻から太腿への伸びていきます

角度が浅いとお尻周辺で終わり。角度を深くすると膝裏にかけて伸びていく。

「広がるというより枝が伸びていく感じ」

症状が走るポイントが極めて限定的だったのも特徴的でした。

初めての事で最初は面食らいましたが、

  • ツッパリが極めて限定的
  • 特定の角度以下ならツッパリは「0」
  • 仕事は在宅で許された
  • 安全圏を確保した

状況が整理される事によって気持ちは大分落ち着きました。

「ツッパリ0」という安全地帯が見つかったので、後はゆっくり仕事をしながら休んで回復を待とうと気持ちに余裕が生まれていたのです。

「アンダーコントロール(状況を制御している)」って本当に大切です。

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