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ストレッチボード:牽引療法
第二の心臓をしっかり伸ばして血流促進と腰痛改善!
1日2回、朝晩3分立つだけの腰痛改善法!それがストレッチボードです。
とにかく運動不足の日本人は「第二の心臓」が機能不全に陥っています。その為、足先に流れた血液がしっかり心臓へと帰ってくることができず、血流不全は慢性腰痛の要因となります。
そんな下半身の血流不全が原因となる慢性腰痛の場合はストレッチボードが効果的です。
アキレス腱を伸ばすという事は「第二の心臓」であるふくらはぎの筋肉を伸ばすという事。
足先に溜まっている血液が帰りやすい様に身体の状態を整えてあげましょう。
ストレッチボードの働き
ストレッチボードの代表的な働きは「第二の心臓のストレッチ」です。
- 腓腹筋
- ヒラメ筋
という下半身の血液循環を担う筋肉をしっかりストレッチをかけてくれます。
ヒールなどの踵の高い靴を履く女性は、特にこのふくらはぎの筋肉が縮んでいる傾向にあり、慢性的な腰痛だけでなく「冷え性」や「むくみ」の原因にも。
そういった女性特有の症状に対しても効果的なのがストレッチボードです。
当院が勧めるストレッチボードの使い方
ここでは当院が「初めてストレッチボードを使う」という患者さんに説明をする方法を紹介します。
1.角度は30度から始めよう。
ストレッチボードは大体4つくらいの角度をつける事ができます。
15・30・45・60
くらいの傾斜が一般的ですが、最初は30度からスタートしましょう。それが厳しい場合は15度からでも大丈夫です。
最終的には45度で安定させれば十分ですが、アスリートの方はより前に健康を進めたい方は60度まで挑戦しましょう。
高い角度ができればできる程、健康効果は高くなります。
2.姿勢はスキーのジャンプより背筋を伸ばして!
ストレッチボードに乗る際の姿勢は「スキージャンプの様に!」といつも患者様には説明をしています。
これは「膝を伸ばして!」という意味で伝えていたのですが、今度は「膝が伸びて背中が曲がる」という患者様が続出しました。
そこでわかりやすくまとめます。
<ストレッチボードに乗る姿勢>
- 膝をしっかり伸ばす
- 可能な限り背筋を伸ばす
優先順位的には「膝を伸ばす」が先です。その先で余裕がある分だけ「背筋を伸ばす」を組み込んでください。
でないとアキレス腱にしっかり牽引力が掛からず、慢性腰痛の改善効果が期待できません。
3.朝晩2回の3分ずつが基本リズム
ストレッチボードは基本的に朝晩2回で十分です。
- 朝起きた時:3分
- 夜寝る前:3分
これを1~2週間は続けてください。早い人は1週間で変化が出始めます。
- 足が軽い
- 何か歩きやすい
- 腰が伸びる
変化の感じ方は個人差がありますが「何かしらの変化」が起こるのでその変化を楽しんでください。
4.ふくらはぎが伸びた感覚を覚えましょう。
最初は誰もが固いと思います。
ですが、暫くストレッチボードに乗っていると「あ、伸びてきた」という瞬間が伝わってきます。
明らかに踵が伸びるのです。
この感覚をまずは覚えてください。
- 左右のどちらの足の方が固いのか
- ストレッチボードに乗ってからどれくらいの時間で伸びたのか。
- 左右のどちらが先に伸びたのか
こういった情報は足の状態を指し示す貴重なデータです。
多くの場合は「軸足」の方が踵は固く膝や股関節には負担が掛かっています。
5.ストレッチボードがなくても階段でもいい。
ストレッチボードはあると便利ですが、無くてもそれほど困りません。
階段などの段差があるなら、そこでつま先を引っかけて踵をおろせば同じ事です。
アキレス腱がストレッチされるなら良い
あくまで目的はアキレス腱をストレッチして「第二の心臓」であるふくらはぎを伸ばしてあげる事です。
ただ、ストレッチボードが決まった場所にある生活だと「生活のリズムに組み込みやすい」というメリットがあります。
それほど高い器具ではありませんので、リビングの片隅に置いておくと良いでしょう。
ストレッチボードに関する質問
ここではストレッチボードに関する質問への答えを紹介します。
Q:高いストレッチボードにした方が効果が高いのか?
A:効果は同じです。でも「しっかり感」は値段に比例します。
ストレッチボードは本当に値段の開きがあります。
- 下は3,500円から
- 上は10,000円を超えるものまで
何がそんなに違うんだと思いますが、確かに見た感じも全然違う。
ですが、ストレッチボードの目的はあくまで「踵を伸ばす」ものであり、その点に関しては特に差はありません。
ですので、一番安いので大丈夫です。
ただ、安いストレッチボードはプラスチック製のものなので耐久性は余り良くないと思います。
ストレッチボードでは私の腰痛ダメだった!という場合はご相談下さい。
ストレッチボードではどうにも慢性化した腰痛が解決しない。そんな場合はお気軽に当院をご活用ください。
慢性腰痛の改善と併せて、腰痛とサヨナラをする為の小さな生活の変化をご提案します。
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