地獄を見た人は誰もが言う
今ならわかる。
いつも通りの毎日を送る事。
それが最高の幸せなんだ
第一目標は「解放」にあり
当院では「痛みを徹底的に消す」という事には執着しません。
そこの拘り過ぎると「痛みを完全に取るか否か」痛みとの全面戦争になります。
それは不毛な争いです。
痛みは追いかければ追い掛ける程に浮かび上がります。
自分で痛みを「見つかるまで探す」からです。
当院ではもっと大切な事に拘ります。
「痛みに妨げられている生活」
を取り戻す。
これが当院の第一目的です。
痛みが残っていたとしても、「取り戻すべき生活」が取り戻せたらそれはさしたる問題ではありません。
多少の痛みが残りカスとして残っていたとしても、それはゆっくり消し込んでいけば良いだけです。
こんな日常を奪われる
来院される方で特に多い「制限された日常」は以下のものが多いです。
- 仕事に集中できない。
- 長時間の仕事ができない
- 旅行に怖くて行けない
- 孫と楽しく遊べない、つらい。
- クラブ活動に集中できない。
- 生活に張りが生まれない。
- 人生が暗く感じる
- 子育てが楽しくない、つらい。
- 周囲の励ましが嫌味に聞こえる
これが本質的な問題です。
患者さんが取り戻したいのは「痛みのない生活」ではなく「〇〇できる生活」です。
そして、それは痛みを徹底的に消さなくては取り戻せない物では無いのです。
ここで「当たり前の日常」を取り戻す。
私達人間は当たり前のように毎日歩き、走って生活をしています。
ですが、それがある日突然「当たり前でなくなる」事だってある訳です。
私が突然歩けなくなったのは25の時です。いや26だったかな。
- 人間は当たり前に二足歩行ができる。
- 人間は当たり前に背を伸ばせる。
- 人間は当たり前に自転車に乗れる
この「当たり前」が全て「当たり前」じゃなくなるなんて誰も想像がつかないと思います。
私だってそうでした。
なった直後は現実を受け入れられなかったくらいです。
俊カイロを訪れる患者さんは殆どがこの
「当たり前が突然当たり前じゃなくなった」
患者さんばかりです。
当たり前がどれだけありがたい事かを痛感させられ、あの日に戻りたいと思っている。
でも、どうにも戻ることができない。
当院はそんな「失った当たり前」を取り戻す為です。
「できた!」という変化が希望を生む。
当院が「痛み」より「当たり前を取り戻す」という点に注力しているのは理由があります。
五体満足だった人が、ある日を境に「五体不満足」という状態に陥った時、最初は「痛み」や「痺れ」に意識が向くのですが、「今までできていたのに、今はできない事」を一つずつ自覚していくうちに
- 「せめて〇〇できるようになりたい」
- 「▽▽だけはできるようになりたい」
と、段々と窮屈な状態に追い詰められていく事が多いです。
せめてこれだけは守りたい、失いたくない。という消極的な守りの意識になってしまうんですね。
そうなると「今日もできない」「明日もできない」「ああ、やっぱりな」とドンドン気持ちが落ちていきます。
「できるようになるイメージ」が全く沸かなくなるのです。
希望も可能性も閉ざされた感覚になるのです。
だからこそ、施術を通して「あ、できる!」という感触をまず感じてもらいたい。
「じゃあ、あれもできる様になるかも?」と「失った当たり前」を取り戻せるかもしれないと気持ちが一気に前を向きます。
こうなると人間は本当に強いです。一気に理想が現実へと近づきます。
身体の変化と実感は心に希望を生み出します。
その希望と可能性を感じてもらう為に当院は施術に取り組んでいます。