【】

解剖学41 【第10章:運動器系】 3.体幹:深胸筋

2.深胸筋

  • 胸郭に起始・停止を持つ固有胸筋
  • 呼吸作用に関わる
  • 肋間筋は3層に区別する。
    • 1.外肋間筋
    • 2.内肋間筋
    • 3.最内肋間筋
1外肋間筋・肋骨挙筋
  • 肋骨を引き上げて胸郭を広げる。
  • 息を吸い込む吸気筋
  • 外肋間筋は前後で厚みが異なる。
    • 前:薄い腱膜状となっている(外肋間膜)
    • 後:分厚い
2.内肋間筋、最内肋間筋、肋下筋、胸横筋
  • 肋骨を引き下げ、胸郭を狭めて息を吐きだす。
  • 内肋間筋は胸骨縁で良く発達する呼気筋。
    • 肋間神経より浅い位置にある。
  • 最内肋間筋、肋下筋、胸横筋は肋間神経より深い位置にある。

3.横隔膜

  • 胸腔と腹腔を隔てる横紋筋でできた膜状の隔壁。
  • 頂上部:第4~5肋骨の高さ
  • 停止腱は腱中心となる。
  • 収縮するとドームの屋根が低くなり、胸腔が広がる
  • 主要な吸気筋
  • 横隔膜は3つの裂孔を持つ
    • 1.大動脈裂孔
    • 2.食道裂孔
      • 横隔膜ヘルニアの好発部位
    • 3.大静脈裂孔

 

return top