2.深胸筋
- 胸郭に起始・停止を持つ固有胸筋
- 呼吸作用に関わる
- 肋間筋は3層に区別する。
- 1.外肋間筋
- 2.内肋間筋
- 3.最内肋間筋
1外肋間筋・肋骨挙筋
- 肋骨を引き上げて胸郭を広げる。
- 息を吸い込む吸気筋
- 外肋間筋は前後で厚みが異なる。
- 前:薄い腱膜状となっている(外肋間膜)
- 後:分厚い
2.内肋間筋、最内肋間筋、肋下筋、胸横筋
- 肋骨を引き下げ、胸郭を狭めて息を吐きだす。
- 内肋間筋は胸骨縁で良く発達する呼気筋。
- 肋間神経より浅い位置にある。
- 最内肋間筋、肋下筋、胸横筋は肋間神経より深い位置にある。
3.横隔膜
- 胸腔と腹腔を隔てる横紋筋でできた膜状の隔壁。
- 頂上部:第4~5肋骨の高さ
- 停止腱は腱中心となる。
- 収縮するとドームの屋根が低くなり、胸腔が広がる
- 主要な吸気筋
- 横隔膜は3つの裂孔を持つ
- 1.大動脈裂孔
- 2.食道裂孔
- 横隔膜ヘルニアの好発部位
- 3.大静脈裂孔