【最終更新日:2016/05/10】

生理学12【第三章:循環】 心臓血管系

  • 生体内の細胞が機能を発揮する為には酸素(O2)と栄養素が必要。
  • その必須要素は血流によって運ばれる。
  • 細胞の活動の結果、生じた老廃物や炭酸ガスは血流によって除去される。

1.心臓血管系

1.体循環と肺循環

○肺循環(小循環)

右心室>肺動脈>肺毛細血管>肺静脈>左心房>

○体循環(大循環)

左心室>大動脈>各器官>大静脈>右心房

心臓から心臓への循環には約一分かかる。

 

2.動脈と静脈

  • 心臓から出る血管:動脈
  • 心臓に注ぐ血管:静脈
  • O2が多い血液:動脈血
  • CO2が多い血液:静脈血
  • 動脈と静脈の間には細動(静)脈と毛細血管が入る。

2.心臓

1.心臓の構造と機能

2.心筋の基本的性質

不随意筋

3.刺激伝道系

4.新機能の調整

1.心周期

心拍動の周期を指す。

2.心音

3.心拍数

  • 1分間の心臓の拍動数。
  • 平均約70回/分
    • 不整脈ー不規則な心拍リズム

4.心拍出量

  • 1回の振動で拍出される血液量
    • 1回拍出量
    • 平均70-80ml
      • 激しい運動時には5倍にアップする。

5.心電図

1.心電図

  • 心筋は収縮に先立ち、活動電位を発生する。

6.心臓の神経支配

  • 心臓には自律神経が分布する
  • 交感神経ー上部胸髄より伸びる
  • 副交感神経(迷走神経)ー延髄よりのびる。

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