椎間板ヘルニアは家族を巻き込む
椎間板ヘルニアのかなり厄介な点。
家族・恋人など周囲を闇へと引きずり込む。
これに尽きます。
椎間板ヘルニアを患った患者さんが若ければ若いほどにその傾向があります。
- 家族への八つ当たり
- 恋人への八つ当たり。
満足な人間としての生活、社会生活を送れなくなった自分と相手を比べての嫉妬。
ほんの数日前、数分前までは普通に生きていたはずなのに、突然やってきた制限のありすぎる生活。
この現実は中々受け止められません。
スッと受け止めてしまう人はお坊さんくらいです。 達観してないと無理です。
- 女性の場合は子供が作れるのかどうか。
- 男性の場合は性生活はこれから大丈夫なのか。
- 会社にはいつ復帰できるのだろうか。
頭の中は「今出来ない事」で一杯になります。何せ「終わりが見えない」為に不安の大きさも半端ないのです。
そんな時にかけられる「慰め」ほど神経を刺激するものはありません。これは患者にとって「慰め」ではなく「哀れみ」「同情」にしか聞こえないのです。
何故なら
「相手は五体満足、自由自在だから」
完全に八つ当たりなのですが、そんな余裕すらないのが椎間板ヘルニアです。
だから、椎間板ヘルニアによって人間関係にヒビが入るケースは枚挙に暇がありません。
でも、逆に絆が深まる事も多いです。
雨降って地固まる。
これが椎間板ヘルニアに多い身近な人との人間関係でしょうか。
八つ当たりや負のオーラを撒き散らす過程は中々避けて通れるものではありません。
でも、抜けきれば光が見えてきますので、慌てないで下さい。
椎間板ヘルニアに悩む患者の殆どは「初めての神経痛」に頭が混乱しています。
超短期・嫉妬心の塊・猜疑心の塊
こんな状態です。
それだけ「恐怖・不安の塊」になっているので、許してあげてください。
椎間板ヘルニアを理解してしまえば、そんな事はなくなります。