更年期に起こる体質変化
病気ではなく生理現象です
抵抗ではなく受け入れる事
更年期障害について
中高年の女性が悩む「更年期障害」ですが、当院の見解としては「生理現象」という受け止め方をしています。
閉経を迎える前後で女性の身体は大きく変化を迎えます。完全な「体質変化」だと私は受け止めていますので、その過程で「新しい環境」に対する反応が起こるのは当然だと考えています。
ですので、余程日常生活に支障をきたさない限りは「薬」の服用は避け、ゆっくりと新しい自分に馴染めるように受け入れていく事が何よりの特効薬だと考えています。
更年期は「新しい自分になる時期である」という事を認識しておいて下さい。
女性でいうなら妊娠時の変化、そして出産後の変化と同じ様な「体質変化」です。
じゃあ、どうすればいいの?
更年期障害を迎えた時、その変化に戸惑う人が多いのですが、大切なのは「受け止める事」です。
- 頭痛
- めまい
- 不眠
- 不安
- イライラ
- ホットフラッシュ
- 動悸・息切れ
- 寝汗
- 浮腫み
全ての症状が出る訳では無いですが、更年期障害は色んな症状が出てきます。それらを「病気」として受け止めると心が一気に不安になります。
そうなんです。更年期障害の「心の不安定」は多くが「更年期障害=病気」と受け止めてしまうので不安が積み上がってしまうのです。
更年期障害は生理現象であり、体質変化の時期です。いわば、閉経を迎えて「身体の終活」が始まったと思って下さい。これは冗談ではなく本当の話です。
子孫を残すという大きな役割を果たした後、終わりに向けてゆっくりと身体がまとまっていく時期なのです。
これは誰もが迎える順番ですから、怖がっても仕方ありません。ただ、自分の順番がやってきたという事です。
冷静に受け止める事ができれば、心の問題の方はかなり解決していきます。
じゃあ俊カイロは何をするの?
更年期障害の方に向けて俊カイロが行う事。それは「全身調整」です。
更年期障害は「生理現象」と捉えていますので、それに対して何か働きかけるという事はありません。身体の流れに逆らったところで何も生まれないからです。
それよりも、変化の波に飲み込まれない様に「全身を整える」という事に集中します。
- 血液循環を整える
- リンパの循環を整える
- 脳脊髄液の循環を整える
- 自律神経を整える
- 筋ポンプを整える
- 内臓を整える
- 呼吸を整える
何処を整えるという訳では無く「身体を整える」形で更年期の変化を迎えている身体を後押ししていきます。
変化の波を緩やかに、自然な形で受け入れられる様に。
それが俊カイロの更年期障害に対する働きかけです。