新しい自分を得る為に
必要なもの
それは4つの気付き
「今」を受け入れ「未来」を模索しよう
おさらいになりますが、とても大切な事なので敢えて繰り返します。出口が見えなくなっている人に必要な4つのポイントです。
- 今の自分を受け入れる事
- 元に戻ろうとは思わない事
- 新しい自分を「今から作る」気持ち
- 決して諦めないこと
1.今の自分を受け入れる事
発症前の自分に拘っていると心が壊れていきます。それよりも「今の自分」をしっかりと受け入れてください。
- 「今の自分は嫌だ」
- 「何としても元に戻りたい」
- 「できる事ならやり直したい」
発症直後はこの気持ちが特に強いと思いますが、戻れません。
痛めた椎間板は痛める前の状態には戻りません。痛めた靭帯も痛める前の状態には戻りません。
もう傷ついているのです。
大切な事はその傷ついた部分を受け入れて「これからどうするか」です。
まずは「今の自分」を受け入れて下さい。
2.元に戻ろうとは思わない事
身体は一度痛めると元の状態には戻れません。人間の身体に起こる「自然回復」は基本的に「発症前の80~90%」です。
目的を履き違えないで下さい。私達が目指すべき「元に戻る」とは「前と同じ状態の身体に戻る」ではありません。
元の日常生活に戻る事です。
身体を取り戻すのではなく「日常を取り戻す」事がゴールです。
3.新しい自分を「今から作る」
「元の身体に戻りたい」と願う気持ちはわかりますが、それはもう不可能です。そこで発想を変えてください。
今から新しい自分を作る
元の状態に戻る必要なんてありません。元の状態を超えれば問題は解決します。
私達の身体は脳と同じで「未だ使われていない領域」がそこら中にあります。そこを磨き上げるのです。
そして、今回の発症を身体と向き合う「きっかけ」として前向きに受け止めて下さい。
4.決してあきらめない事
ヘルニアや神経痛は「起こったら終わり」というイメージが強いです。実際、当時26歳だった院長は沢山の「哀れみ」に近い励ましを「神経痛未経験者」の皆さんから頂きました。そして「神経痛の先輩」からは「最初はビビるけど、大丈夫よ」と安心を与えて頂きました。
- 「諦めない事」
- 「目的意識を持つ事」
- 「正しい知識を得る事」
この3つをしっかり守ってください。
人間の身体は「行動に変化で応える」非常に優れた適応力を持っています。つまり「行動する」事で幾らでも現状に変化を生み出せるのです。
ヘルニアを抱えながらプロアスリートの最前線で戦う人は沢山います。「最強の相棒」である自分の身体を信じてあげて下さい。
私達の身体はヘルニア程度で挫ける事はありません。挫けるのはいつも「心」の方なのです。