【最終更新日:2018/04/26】

変形性股関節を克服したい方へ

変形性股関節症を千里丘で克服しましょう

当院には変形性股関節症と診断をされた患者様が「より豊かな生活を取り戻す」事を目的として来院されています。

関節の変形自体は自然治癒する事は基本的にありませんが、日常動作を取り戻す、日常生活の質を取り戻すことは十分に可能ですので決して諦めないで下さい。

当院では人工股関節は最後の手段として、できるだけ自分の足で歩く事を提案しています。

可能な限り「楽」を取り戻し、長持ちさせる事を目指します。

変形を起こした股関節を発症・診断前の状態に100%戻す事は難しいかもしれませんが、それでも「可能な限り取り戻す」事と「可能な限り長持ちさせる事」はとても大切な事だと思います。

なるべく最後まで自分の脚でしっかり歩いて生きる事。それに勝る幸せはありません。「最後まで自分の歯で噛んで食べる事」がとても大切な様に、最後まで自分の脚で歩いて生きることを大切にしていきましょう。

当院では「変形性股関節症と診断されたけど、まだまだ歩きたい。やりたい事がある」と前向きに考えている患者様が来院され、自分自身の股関節と向き合っています。

重心バランスを整える事が大切です

変形性股関節症は殆どの場合で「重心バランスの偏り」が根本原因として潜んでいます。

本来なら左右で50:50で上半身から伝わる荷重を分配するのが股関節なのですが、それが姿勢の歪みなどによってバランスが崩れ7:3等に偏ります。その状態が定着してしまうと7の負担を請け負っている股関節側が悲鳴をあげ変形が始まります。それが変形性股関節症の仕組みです。

炎症反応は負担の限界を超えた関節内で起こる組織の損傷などが原因ですが、骨棘形成や石灰化沈着などは許容を超えた負荷を何とかして受け止めようとする身体の順応反応です。

ですので、大切なのは「本来の50:50の股関節を取り戻す事」になります。変形した関節は取り戻せませんが、バランスを取り戻すことで悪化を防ぎ、股関節を使い続ける事が可能になります。

当院で取り組む施術

変形性股関節症の患者様への当院の施術は以下の通りです。

1.他動的関節運動

変形性股関節症を診断された患者様は股関節の運動範囲がとても狭いです。股関節本来の関節運動ができているのであれば多少の負担が重なっても変形性股関節症は生まれません。

限られた範囲で反復する負荷が重なった事で股関節には変形が生じてくるのです。

そこで、当院では患者様自身が動かせる関節の「自動運動」の範囲を確認した後に「不足している本来の股関節の運動範囲」分を施術者がサポートして関節運動をさせる「他動運動」を行います。本来の関節運動を積極的に行う事によって以下の効果が期待できます。

  1. 股関節の可動範囲の拡大
  2. 股関節への血流・リンパの循環促進
  3. 腰椎や膝関節への負担を減少

こうした変化を股関節に起こしてあげる事で「痛みの軽減」「身体が軽くなる」「足が軽くなる」といった変化を感じて頂けます。

2.重心バランスのリセット

変形性股関節症を引き起こす最大の要因は「重心の偏り」です。重心バランスが崩れていると股関節は5:5の均等な負荷の分散ができなくなり、必ずどちらかの股関節に負担が圧し掛かります。

変形性股関節症を起こしている側の股関節が「負荷の高い側」である事が殆どです。ですのでその重心バランスを整える事がまず大前提としてあるのです。

重心バランスを戻さないと施術が活きてこない

変形性股関節症において、重心バランスを整えることは必須です。この調整なくして施術をしていても、結局は「バランスの崩れた股関節」が残るだけなので、そのまま積極的に運動をしても股関節の状態がドンドン悪化していくだけです。

「重心を戻す事」と「股関節をしっかり使ってあげる事」は1セットです。

重心は骨格に影響を及ぼす

重心バランスのリセットは股関節以外の筋骨格系にも大きな影響を及ぼします。

  • 腰椎の過剰前湾解消
  • 股関節の屈曲解消
  • 膝の屈曲解消
  • 足関節の過剰背屈解消

骨格全体を整えてくれるので、股関節以外の特に膝関節や足関節、そして腰椎への負担を減らしてくれます。

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