※当院は治療行為は行えないカイロプラクティック院です。本HP上の「治療」とは情報としての1単語であり当院での取り組みそのものを指すものではありません。
番外編:観血的療法という言葉について
最近、患者様から「観血的治療って何ですか?」という質問を受ける様になりました。最近は患者様の情報も結構深くなってきてるんですね。昔は良く「侵襲と非侵襲ってどう違うんですか?」という質問が多かった記憶があります。
とにもかくにも番外編として「観血的治療」について簡単な紹介を先にしておきます。
観血的治療 or 観血療法
観血的治療をわかりやすく言いますと以下の通りです。主に整形外科疾患の領域で使われる言葉となります。
- 身体を傷つけて行う治療
- 出血を伴う治療
- 対になる治療としては「保存療法」がある。
- 早い話が「外科的治療」を指す
これだけ見ていると侵襲治療とあんまり変わらない気がしますね。
観血の意味は「出血を伴う」
観血という言葉の意味なのですが「検査・治療において出血を伴う事」だそうです。
観血的治療の代表例
観血的治療にあてはまる治療法は以下の通りです。
- 手術
- 骨切術
- 縫合・抜糸
- 人工関節置換術
他にも色々あるとは思いますが、これだけで「ああ、そういう事ね」とわかってもらえるかと思います。
これが観血的治療というものです。
保存療法は「非観血的治療」と呼ばれる
観血的治療の反対語である保存療法は「非観血的治療」とも呼ばれています。対極に位置するわけですから当然といえば当然なんですけど。