当院は女性の来院が多い事もあってか「ダイエット」に関する相談も多いです。
ダイエットのプログラム作成も有料で対応していますが、臨床から見る「ダイエット」についてまとめておこうかと思います。
ダイエットで商売をしようというつもりではありません。ですので綺麗事無しのダイエット論です。
本気で痩せたいという人以外は見ない方が良いと思います。何せ「少しでも楽して痩せたい」という夢を打ち砕く事になると思いますので。。
当院が臨床から感じたダイエットの現場について
まず、ダイエットに取り組むにあたって「これが無いと絶対にリバウンドする」と断言できる点について紹介をします。
1.自分のダイエット論を定義できていない
まず「自分にとってダイエットとは何か?」という点の定義です。
これが無いとまず「ダイエットする」といっても「何をすべきか」が全く見えてきません。
ダイエットという言葉は人によって結構定義が違います。
- 体重を落とすのがダイエット
- 体脂肪を落とすのがダイエット
- 痩せるのがダイエット
ざっくり言うと上記3項目のいずれかに当てはまるケースが殆どです。
更には殆どが「1.体重を落とす」事をダイエットと認識をしているケースが全体の8割から9割でしょうか。
この認識の深さで取り組むダイエットが最も危険なのです。
2.自分の基本リズムを変える意識
これは後で詳しく説明をしますが、リバウンドを引き起こす原因の8割くらいはこれです。
殆どの女性は「〇月〇日までに〇㎏痩せる!」と決意をされます。
そしてその日まではとてもストイックlになり見事に目標を達成されます。
翌日から元の生活ないし「ご褒美タイム」が始まります。今まで我慢した自分にご褒美を与える訳です。
装飾品や服飾品なら良いのですが多くの場合は「大好きな食べ物」になります。
ここで「消費カロリー」を超えた「摂取カロリー」となるケースが殆どです。