画像引用:http://urx3.nu/Eq9K
バランスチェア
股関節の屈曲を抑えて慢性腰痛を改善!
ノルウェー生まれの椅子です。一般的には「猫背」防止といった姿勢を綺麗にする椅子という扱いをされているのですが、実際は「慢性腰痛」に対してとても効果的な椅子です。
子供の股関節のケアや腰痛予防にも非常に優れている商品ですので、大人よりも子供に適した商品ですね。
バランスチェアの働き
バランスチェア最大の特徴は「股関節の屈曲角度」です。
- 一般的な椅子は股関節の屈曲角度が90度
- バランスチェアは股関節の屈曲角度が120度
この30度の差が非常に大きい!
私達が日常的に使っている椅子は「腰痛製造機」といっても過言ではありません。極めて不自然な姿勢を強いるからです。
背筋を伸ばそうとすると、必ず股関節も伸びようとします。人間の身体はそういう構造なのです。
ですが、椅子は背筋は伸ばすことができても股関節は伸ばすことができません。
つまり「自然に背筋を伸ばす」という事が本来は不可能な設計なのです。
「え?でもいつもしてるよ?」と思われた方、そこが問題なのです。
椅子の姿勢は「無理やり作った腰に負担を強いる姿勢」なのです。
だから椅子に座っていると腰が辛くなる人が多いのです。
バランスチェアーはそこに目を付けた商品で、股関節が伸ばされた状態で座れる為に、背筋が綺麗に伸ばすことができます。
より自然な姿勢を取れる
腰への負担が抑えられる
これこそがバランスチェアーの最大の特徴であり、働きです。
バランスチェアの効果
バランスチェアのもたらす効果は
- より自然に近い姿勢が取れる
- 腰への負担が軽くなる
- 不自然な姿勢による腰痛が改善される
日常生活から「不自然」なものが減る事によって慢性化した腰痛などの不定愁訴が改善・減少するケースが多いです。
慢性化した腰痛を直接改善するというよりも「腰痛が起こらない姿勢」を身体に再教育する事によって結果的に腰痛を改善していく流れです。
デスクワークの大人よりも、これから学習机を購入する就学前の子供さんにはうってつけの椅子だと思います。
進化し続けるバランスチェア
画像引用:http://urx3.nu/Eq9y
2017年時点ではバランスチェアの最終進化系はこちらです。
「バランスシナジー」という商品なのですが、バランスチェアに比べるとバランスボールに近付いた機能を持った椅子です。
「オンオフ運動」で常に姿勢制御の運動を行う
公式ページでは「オンオフ運動」という紹介をされていましたが、これは椅子自体が少し不安定な状態にある為に、常に身体の重心を移動してバランスをキープする必要があるという事です。
- 常に筋肉を使う事
- 使う筋肉が常に変わる事
この二つの特徴によって血流を促進し、腰回りの健康を向上させます。
集中力を途切れさせたくない場合は固定する事も可能な仕様なので「運動モード」と「固定モード」の二つを備えたバランスチェアと考えるとわかりやすいです。
機能的には「洗練されたバランスボール」という感じ。
メーカーの人からしたら「それは違う!」と言われてしまうかもしれませんが(笑
- 微妙に揺れ動く運動
- 常にバランスを維持する必要性
このバランスシナジーの持つ特性はバランスチェアというよりもバランスボールに近いです。
いうなれば椅子型に進化したバランスボールですね。
膝を痛めている人でも気軽に利用できる。
バランスチェアの唯一の欠点は「膝に負担が掛かる」という点でした。
その為、膝を痛めている人がバランスチェアを利用すると、どうしても膝に違和感を感じてしまうケースが多いです。
一般的な椅子は足の裏で地面としっかり設置していますが、バランスチェアの場合は足が地面に設置せず、膝がチェアと接して支えとなっています。
このバランスチェア特有の設計が膝に元から故障を抱えている人には辛かったようです。
バランスシナジーはその点をしっかりカバーしているので優れた商品だと言えるでしょう。