ヘルニアという診断に怖がらない。
当院は椎間板ヘルニアで「寝たきり生活」を送った院長がいるせいか、
やはり、来院される方の多くは「椎間板ヘルニア」と診断を受けた方が多いです。
椎間板ヘルニアという診断名は非常にパンチ力があるので、皆さん極めて意気消沈といった表情をされています。
確かに、ぎっくり腰や軽い腰痛に比べると深刻になりたくなるものです。
ですが、
深刻になり過ぎるのも避けた方が良いです。
神経痛症状は初めて経験する方には衝撃的です。
自分は一体これからどうなるんだろうか、と本当に心配になります。
これは、神経痛に遭遇した誰もが思うことです。
ですが、神経痛は神経圧迫を取り除くと、本当に嘘のように消える事も多い。
この事実にも目を向けた方が絶対に良いです。
神経圧迫が取れれば自分の症状は改善するかもしれない。
- なら、自分の神経は何処で圧迫されているのか?
- その圧迫はどのようにして取り除くことができるのか?
この結論に至るだけでも、心はかなり前向きになれます。
椎間板ヘルニアは診断をされた者としては確かに重い。
腰痛がちょっと酷くなった程度かな、と思っていた者には
余りに残酷な宣告です。
ですが、想像や妄想で自分を追い詰めるのは余りに勿体無い。
敵を知り、己を知れば百戦危うからず。
ヘルニアは別に敵だとは思いませんが、知るべきものだとは思います。
慌てず、焦らず、まずは椎間板ヘルニアを一緒に学んでいきましょう。
それが最短距離での改善策だと私は経験からも感じています。