【最終更新日:2016/08/20】
解剖学60 【第10章:運動器系】 5.下肢:下肢の局所解剖
1.大腿前面
1.筋裂孔と血管裂孔
- 大腰筋、血管、リンパ、神経の通り道
- 大腿神経、外側大腿皮神経
2.大腿三角(スカルパ三角)
- 大腿三角を構成する3要素
- 大腿三角の「床」は腸腰筋と恥骨筋が作りだす。
3.内転筋管
2.臀部
1.臀部の体表
- 皮下脂肪が厚く発達する部位。
- ヤコビー線(腸骨稜の線)はL4棘突起の位置
2.大坐骨孔
- 大坐骨切痕と仙棘靭帯・仙結節靭帯によって作られる。
- 梨状筋によってほぼ塞がれる。
- 上下に僅かな隙間ができる。
- 梨状筋上孔
- 梨状筋下孔
- 側面ドロップはこれが狙いだと思う。
3.小坐骨孔
- 小坐骨切痕と仙棘靭帯、仙結節靭帯によって囲まれた狭い隙間
- 梨状筋下孔を出た陰部神経が骨盤底へ向かう。
3.膝窩
- ○外側上縁
- ○内側上縁
- ○内側・外側下縁
- 膝窩は肘窩と同じく組織に囲まれてできる「くぼみ」を指す
- 膝窩中央深部
- 膝窩上方で坐骨神経が「総腓骨神経」と「脛骨神経」に分かれる。
4.下腿の筋区画
- 脛骨・腓骨の骨間膜で前後に明確な境界線がある。
- 3つのコンパートメントに分かれる。
- 腓骨筋群は屈伸・伸筋とはまた別の筋群。
- 筋肉の腫脹→内圧の変化→神経・血管の圧迫へ
5.足部
- 内果下から前方へ4cm→舟状骨粗面
- 外反時には内果と舟状骨の間に距骨頭が触れる
- 第5中足骨粗面が明確に触れる(外側面)