5.体幹の神経
1.胸壁の神経
1.胸壁の皮神経
2.浅胸筋の支配神経
- 浅胸筋は腕神経叢の支配を受ける
- 鎖骨下筋はC5
- 前鋸筋はC5~7の長胸神経
3.深胸筋の支配神経
- 深胸筋は肋間神経の支配を受ける
- T12は肋下神経とも呼ばれる。
4.横隔膜の支配神経
- C4の横隔神経に支配される。
- C3~C5の影響も。
2.腹壁の神経
1.腹壁の皮神経
- 剣状突起の高さがT7
- 臍の高さにT10肋骨神経
- 腸骨稜、鼠径部にはL1神経前肢(腸骨下腹神経)が分布
2.腹壁筋の支配神経
- 腹直筋
- T7-11肋間神経
- T12 肋下神経
- 外腹斜筋
- 肋間神経
- 内腹斜筋・腹横筋
- 下位肋間神経
- 肋下神経
- 腸骨下腹神経
- 腰方形筋
- 肋下神経
- L1-3腰神経前肢※主にL1-2
3.会陰の神経
4.背部の神経
- 後肢は内側・外側に分布する
- L1-3神経後肢の外側皮枝
- 上殿皮神経となり、腸骨稜を超えて臀部の皮下へ。
- 仙骨神経後肢の外側枝は中臀皮神経として分布
2.浅背筋の支配神経
- 僧帽筋
- 二重支配を受ける
- 1.副神経(主)
- 2.C2-3の前肢(副)
- 同じ支配神経の胸鎖乳突筋とは兄弟筋となる。
- 共通の筋母体から発生したと考えられる。
- 二重支配を受ける
- 僧帽筋以外の浅背筋は腕神経叢の支配を受ける
- 肩甲挙筋と菱形筋はC5の肩甲背神経による支配
3.固有背筋の支配神経
- 脊髄神経後肢に支配される。
4.後頭下筋の支配神経
- 後頭下筋はC1後肢(後頭下神経)の支配を受ける
- C2の大後頭神経は特に発達し、下頭斜筋を支配する。