咽頭
頭蓋底に始まり、食堂へと続く。
1.咽頭の区分
- 咽頭は呼吸器と消化器のいずれにも属する。
- 呼吸器としての空気の通路
- 消化器としての食物の通路
- 二つの役割を持つ為。
2.扁桃
- リンパ小節が並ぶ。
- 消化器・呼吸器の入り口を守る関所。
- 感染防御の場所
- 逆を言えば真っ先に感染しやすい?
- 炎症反応が起こりやすい?
- 扁桃腺炎
- 細菌・ウィルスが扁桃に辿り着くと炎症反応が起こる。
- 最速の体の防御反応は医学的には最速で起こる「疾患」症状でもある。
4.食道
- 咽頭に続くC6から始まる
- 脊柱の前、気管の後ろを通過
- 横隔膜を貫き、胃に達する。
- 食道裂孔
- 生理的狭窄が三ヵ所ある。
- 尿管と同じ。
- 1.食堂の入り口
- 輪状軟骨の後ろ
- 2.気管分岐点
- 大動脈弓との交叉
- 3.横隔膜を貫くところ
- 食道裂孔
5.胃
食道に続く袋状の気管
- 食道に続く袋状の器官
- 消化器の中で最も発達している部位
- 噴門
- 胃底
- 幽門
1.胃間膜
- 胃の外表面は腹膜で覆われている。
- 胃の全面をおおう腹膜、後面を覆う腹膜
- 小弯側で合流→小網
- 大弯側で合流→大網
- 大網は腹部内臓の前面を垂れ下がり、折れ返って上昇、横行結腸へ付着。
- 横行結腸間膜に癒合しながら後腹壁へ終わる。
- 胃間膜は肝臓に達している
- 胃は肝臓と腹壁に2枚の間膜でハンモックの様にぶら下がっている。
2.胃の粘膜
- ガストリン
- ホルモン
- 胃液の分泌を盛んに。
- 胃酸
- 塩酸と同じ
- 分泌過剰は胸やけを起こす。
- 胃酸の逆流など。
- 胃酸が胃の粘膜を溶かす(消化する)
- 消化性潰瘍
- 胃潰瘍は中高年
- 主にストレスが原因
- 十二指腸は青壮年
- 主にストレスが原因
※その他
- 胃の内容物について
- 胃から小腸へ移動
- 小匙一杯分の量/20秒~30秒
- 3~6時間で全てが小腸に移動する。
- ただし、脂は胃に留まりやすい。
- 胃もたれの原因にも。