【最終更新日:2016/07/17】

解剖学11 【第三章:呼吸器系】 

学習のポイント

  • 呼吸器は「空気の通る気道」「ガス交換を行う肺」の二つから構成される。
    • 気道は更に「上気道」と「下気道」に分類される。
      • 上下を区切るのは咽頭部分。つまり気道と食道の分かれ道。
  • 鼻腔の役割は主に三つ。
    • 「吸気の加湿」
    • 「吸気の加温」
    • 「吸気の除塵」
  • 副鼻腔は4つから構成される。
    • 前頭洞
    • 上顎洞
    • 篩骨洞
    • 蝶形骨洞
  • 咽頭は二つの役割を持った「共有部位」
    • 1.空気の通り道:気道としての役割
    • 2.食物の通り道:食物の通り道として
      • ※咽頭は通り道であって「食道」ではない。
  • 喉頭は4つの軟骨から構成される。
    • 1.甲状軟骨
    • 2.輪状軟骨
    • 3.披裂軟骨
    • 4.喉頭蓋軟骨
  • 誤飲物は右肺に入りやすい。
    • 左右の気管支分岐は角度に差がある為。
  • 右肺:3養
  • 左肺:2葉
  • 肺胞の直径は0.1~0.2mm
  • 肺は漿膜の一つの「胸膜」に覆われる。
    • 呼吸運動に伴う肺の自由運動を可能にしている。

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