【最終更新日:2016/05/07】

生理学2【第一章:生理学の基礎】

POINT

  • 細胞にとっての「環境」とは細胞外液を指し、それは「内部環境」と呼ばれる。
  • 生体の内部環境を恒常的に安定に保つ仕組みを「ホメオスタシス」と呼ぶ、
    • 「ホメオスタシス=内部環境の恒常性」
  • 生体は細胞から構成され、その細胞は以下の3つから構成される。
    • 1.細胞膜
    • 2.細胞質
    • 3.核
  • 核には個体の形質に関わる「個体情報=遺伝情報」が詰まっているDNAがある。
  • DNAは細胞増殖、タンパク質合成などに必要な情報が詰まっている。
  • 細胞は「同化」で取り込んだものを利用し、新たな合成を行う。
    • 酵素による化学反応が代表的。
  • 細胞は「異化」で取り込んだものを分解する。
    • ATPは「異化」による分解過程でエネルギーを放出する。
    • 酵素による化学反応が代表的。
  • 「同化」「異化」の循環を「代謝」と呼ぶ。
  • 細胞は常に代謝活動を行っている。
  • 細胞の内呼吸で生まれたエネルギーは、一部がATPとして保存される。
  • 体液は体重の60%
  • 体液中の物質が半透膜を越える移動は以下の通り。
    • 拡散
      • 濃度勾配に従う
    • 浸透
      • 溶質が拡散できない場合、溶媒移動で代替される。
    • 能動輸送
      • ATPを使用したイオンポンプ
    • 膜動輸送
    • 濾過

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