2.組織
同じ形態・機能を持つ細胞が集まったもの。
- 上皮組織
- 結合組織
- 筋組織
- 神経組織
その他の組織は忘れてもいい気がする。
2.1 上皮組織
後回し
2.2 結合組織
2.2.1 骨組織
A:骨基質
大量のリン酸とカルシウムを含む。このリン酸とカルシウムの化合物「ヒドロキシアパタイト」が骨基質の70%を示し、骨特有の硬さを出す。
B:骨の細胞
骨は常に改築されている。
○破骨細胞
- 骨のカルシウムを酸化で溶かし、膠原線維をカテプシン分泌で溶かす。
- 早い話が骨の表面を溶かしていく細胞。壊すのではなく溶かす。
○骨芽細胞
- 基質小胞を分泌、それがカルシウム、リン酸を引き寄せる。
- 結果、アパタイトを膠原線維間に沈着させ、骨基質を形成する。
骨の情報が骨の「今」の情報を常に回収し、骨の形成・吸収の調整を行っている。
C:骨の構造
後回し
D:骨の血管と神経
○神経:骨膜や関節包には求心性の神経が分布している。
F:関節
骨と骨とが関節腔を隔てて可動性に連結する。更に2つの骨膜は互いに連なり関節包となる。※骨端は関節軟骨の為に、骨頸付近から骨膜が伸びる。※要イラスト参照
関節包は滑液で満たされた関節腔を囲んでいる。
①関節軟骨
関節腔に面する骨表面は硝子軟骨の関節軟骨で覆われている。
関節軟骨部分は軟骨膜を欠き、滑液に直接接している。
②関節包
- 膠原線維の線維膜(外側)
- 滑膜(骨膜)(内側)
関節包は上記2層構造からなる。
滑膜は内側に、滑膜細胞(A/B)を持つ。
- A型:食作用を持つ。
- 関節腔内の組織断片を除去する。
- B型:滑液分泌
滑膜細胞は毛細血管が発達し、滑液を介して栄養を関節軟骨へ送る。
③関節円板
関節腔内には線維軟骨の関節円板、関節半月が介在する事がある。
血液とリンパ
- 細胞要素:血球
- 基質要素:血漿
- 血液の45%は血球。
- 血球の99%は赤血球。
- 赤血球の主成分はヘモグロビン
- 血球の1%に白血球と血小板。
2.3 筋組織
収縮能に特化した組織。主に収縮・弛緩を繰り返す。
- 平滑筋
- 横紋筋
- 骨格筋
- 心筋
2.3.1. 平滑筋
- 別名を内蔵筋。
- 自律神経の支配を受ける不随意筋
2.3.2. 骨格筋
- 手足を自由に動かす為の筋肉。
- 脳脊髄神経の支配を受ける随意筋。
収縮の細かいメカニズムについてはパス。