吹田市千里丘の椎間板ヘルニア談義
椎間板ヘルニアと診断をされ、手術を宣告された20代。
今となっては笑い話ですが、当時の自分にとっては暗黒の時代でした。
- 色んなものを諦めないといけない。
- 自分の将来が一気に狭まった。
- 時代の中に取り残されていく自分が見える。
本当に笑い話です。
全く、椎間板ヘルニアを知らなかったからこそ辿りつけた答えです。
椎間板ヘルニアと診断をされた患者さんはとにかく「無知」です。
インターネットの不安になるような情報、いい加減な情報、余りに希望に満ちすぎた情報、本当に色んな情報を目の当たりにして、どれを信じていいのやら迷ってしまいます。
そんな中で、最後に選ぶ答えとは、「自分にとって理想的な答え」になります。
やはり希望にすがりたくなるんですね。
「何も知らないし、不安で怖くて仕方がないから」
これも、椎間板ヘルニアについての無知であったり、自分の身体の状態を知らない事から出てくる焦りだと思います。
椎間板ヘルニアと診断を受け、椎間板ヘルニアが原因かどうかは別としても、
- 椎間板ヘルニアとは一体何なのか。
- 自分の身体は今、どういう状態にあるのか。
それを知っているのと知らないのでは全く違います。
状況が見えていれば気持ちに余裕が生まれます。
この 「余裕」 が根本的に欠けているのが今のヘルニア患者の問題です。
椎間板ヘルニアは発症するには理由があります。
ならばその理由がなくなれば椎間板ヘルニアは起こらなくなるのではないだろうか。
単純なその発想にたどり着ける椎間板ヘルニア患者さんがどれだけ少ないか。
やっぱり、それだけ 「余裕」 が足りていないのです。
余裕を生み出すのは 「情報」 です。
- 椎間板ヘルニアに対する適切な情報を確認する。
- 自分の身体についての適切な情報を確認する。
その結果として、自分の身体にどうして椎間板ヘルニアが起こったのかがわかる。
そして、自分は今、何をすべきかもはっきりとしてくる。
そして、椎間板ヘルニアの原因に対処し、元気を取り戻す。
これが椎間板ヘルニアと診断を受け、悩んでいる患者さんが進むべき道だと思っています。
一緒に頑張りましょう。そんな難しい事ではないんです。