椎間板ヘルニアになった直後の気持ち
今日は、自分が椎間板ヘルニアの症状を自覚した時の気持ちについて、思い出せる限りで書いてみようと思います。
まず、僕の場合の椎間板ヘルニアの予兆は
「振動から来る痛み」でした。
毎日マラソンが日課だったのですが、何故かその日は着地の度に
「ズン!ズン!」
と余り馴染みの無い痛みのような「変な違和感」が襲い掛かってきました。
それがまさかヘルニアの予兆だとは思いもしなかったので、我慢できる限りは走り、何だかやばそうだと思って早めに切り上げたのが始まりです。
ちなみに、マラソンをしていたのは実家のある大阪だったのですが、当時、名古屋勤務だった僕は、腰が痛いものの、頑張って名古屋まで新幹線に乗って帰ったのです。
考えてみればその帰りの新幹線では脂汗をかいていた記憶があります。
でも、その時は「あぁ、ぎっくり腰しちゃったかな・・・・」という気持ちだったはずです。
それが翌朝にとんでもない症状を引き起こすとは露とも知らず・・・・
そして、その瞬間がやってきます。
翌朝、名古屋の寮にていつも通り起きようと起き上がった瞬間・・・・
「ビーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!」
腰から下、お尻の裏側から太ももの裏側にかけて、ツッたような、何ともいえないツッパリ感がやってきました。
「え?????????????」
人生初の感覚に、とにかく頭の中には「?」が一杯。
そんなに酷い脱水症状なの?
何か変な姿勢で寝てたのかな?足に血が巡ってない?
などと、その一時の問題だと思い込み、しびれた足をほぐすようにお尻周辺をもみほぐしていました。
「もう大丈夫だろう、これからは気をつけよう」
そう思って起き上がろうとした時。
「ビーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!」
あの良く分からないツッパリがまた戻ってきたのです。
ここで初めて、「異常」に気付きました。
一体、自分の身体に何が起こったんだろうか???
椎間板ヘルニアの代表的な「下肢裏側の痺れ」に得体の知れない恐怖を覚えました。
長くなりましたが、
椎間板ヘルニアの痺れに襲われた直後の気持ちとは・・・・
「何が起こったかわからない恐怖」
それが椎間板ヘルニアかどうかすらわからない。
そもそも、椎間板ヘルニアという言葉自体わからない。
何が何だかわからない。
それが実際のところだったと思います。