椎間板ヘルニアの患者さんを持つご家族へ
椎間板ヘルニアで悩む患者さんをご家族に持たれる方へ。
椎間板ヘルニアは当事者にしかわからない悩み・苦しみがどうしてもあります。
それは残念ながら当事者にしかわかりません。
あるいは同じ経験をした者にしかわからないものです。ですので頑張って慰めようとはしないでください。
椎間板ヘルニアは「鬱」と同じだと思ってくれても構いません。
何度か本サイトでも紹介していますが、椎間板ヘルニアは「心を破壊する疾患」である事を十分に理解してください。
- 椎間板ヘルニアに関する固定観念。
- 病院等での宣告。
- インターネットやテレビでの情報
いずれの場合も余り将来に期待できる内容が少ないのが現実です。
だから椎間板ヘルニア患者はどんどん後ろ向きでネガティブな思考に陥ります。
そんな時に慰めの言葉は全くの逆効果です。
椎間板ヘルニア患者の多くには
- 「同情」
- 「哀れみ」
このように届く事が少なくありません。
どんなに心配しても、椎間板ヘルニアの患者からすると、
「貴方は五体満足、私は不自由な日常」
この関係性が思いやりの心を吹き飛ばすのです。
「だったら、俺と替わってくれよ」
本当にこんな感情が沸き出ることもあるんです。
でもこれは椎間板ヘルニアという疾患と初めて向き合わされた患者の多くが通る道です。それも重症であればあるほどに。
このようなマイナス思考に陥っている椎間板ヘルニア患者には何が良いのか。
椎間板ヘルニアについての正しい情報です。
- 椎間板ヘルニアとは何なのか。
- 椎間板ヘルニアはどうして発症するのか。
- 椎間板ヘルニアを克服した人はいないのか?
自分を苦しめているヘルニアを理解し、向き合い克服した人の話に触れて自分の可能性を感じさせてあげてください。
真っ暗闇の中にいる患者様は一筋の光で人生が大きく変わります。
椎間板ヘルニア患者がもがくのは「出口が見えない」という閉塞感からです。
ならば、出口を指し示せばいい。
一人一人の出口は異なりますが過去の出口を辿った人の轍を見せてあげれば「自分の轍」を探しに行くのが椎間板ヘルニア患者です。
人間は本来素晴らしい治癒力を備えています。
その力を最大限に発揮できるように、サポートしてあげてください。
当院は重症の椎間板ヘルニア患者だった経験から、患者さんを初めとしてそのご家族に対するメンタル面のサポートもしています。
お気軽にご相談ください。